土質試験
土木・建築
OUTLINE
サービス概要
土質試験について
土木・建築工事において、設計・施工を安全かつ経済的に行うためには、地盤やその材料となる土について、その性質や特性、状態など十分に把握しなければなりません。
東海技術センターでは、土構造物の材料試験から地質調査、基礎地盤の地耐力調査まで、幅広く土質試験や地質調査を行っています。また、各種化学試験(土壌汚染、化学成分、腐食性評価、堆肥成分・土壌養分試験など)にも対応しています。
FEATURES
特徴
物理的性質を求める試験
土の基礎的な物理的性質を求め、力学的性質の推定や材料土としての分類を行うための試験です。
土は、土粒子(固体),水(液体),空気(気体)の3成分によって構成されており、水分によって流動性は異なります。
また、土粒子部分には大小さまざまな大きさの粒子が混在しており、石や礫,砂,シルト,粘土によって構成されています。
これらの土の物性的性質は、力学的性質とも密接な関係があり、工学的な判定を行うための基礎的なデータとなります。
【主な試験項目】
土粒子の密度試験
土の含水比試験
土の粒度試験
土の液性限界試験
土の塑性限界試験
土の保水性試験
土粒子の密度試験
力学的性質を求める試験
土の強度や支持力などの力学的性質を求めるための試験です。
土の密度を人為的に高めることを締固めといい、土の水分の量や粒度、加えるエネルギーによって、締り具合が大きく変化します。また、締り具合によって、強度や支持力も変化します。
土の力学的性質は、安全かつ経済的な土構造物を作るための欠くことが出来ないデータとなります。
【主な試験項目】
突固めによる土の締固め試験
CBR試験(設計・修正)
締固めた土のコーン指数試験
土の一軸圧縮試験
土の透水試験
土の三軸圧縮試験
土の繰返し三軸試験(液状化特性、変形特性)
室内配合試験
(CBR試験、コーン指数試験、一軸圧縮試験)
土の一軸圧縮試験
化学的性質を求める試験
土の化学的性質は、植物の育成や土中構造物に影響を与えます。近年では、地盤環境問題の進展に伴い、その必要性が増しています。
東海技術センターでは、土質試験法に掲載されている項目の他、薬液注入工法におけるモニタリング項目、土壌環境基準のひ素や鉛などの28項目、土壌汚染対策法に基づく有害物質の六価クロムなどの26項目、肥料や土壌の養分(塩基性置換容量など)に関する試験も実施しております。
【主な試験項目】
土の有害性試験(土壌汚染調査、残土分析)
土の腐食性試験
肥料成分、土壌養分試験
土の強熱減量試験
ICP発光分光分析装置
設備
主な設備機器
【主な室内機器】
繰返し三軸試験機
突固め試験機
CBR試験機
建材試験用養生水槽
ロータップ式ふるい振とう機
大型乾燥機
ICP発光分光分析装置
GC/MS分析装置
【主な現場機器】
スクリューウエイト貫入試験機
(スウェーデン式 サウンディング試験機)
動的コーン貫入試験機
平板載荷試験機材一式
現場密度試験機材一式
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