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弾性波
トモグラフィ調査

土木・建築

コンクリート構造物の試験

OUTLINE

サービス概要

弾性波トモグラフィ調査とは

 弾性波トモグラフィ調査とは、AEセンサや加速度センサなどを対象構造物の一面に設置し、構造物内部を伝播する弾性波(P波)の計測を行い、各センサで計測した弾性波の到達時間差から変状を検知する調査方法である。

FEATURES

特徴

01

背景と対応サービス

 インフラ構造物の老朽化が社会問題となって久しく、老朽化したインフラは年を追うごとに増加しています。現在では既設のインフラをいかにして”使いこなすか”が重要となっています。大切なインフラを使いこなすためには、その構造物を調査・点検し構造物の”健康状態”を把握しておく必要があります。

 東海技術センターでは、弾性波トモグラフィー法を用いてコンクリート内部の劣化状況を非破壊で調査するサービスを提供しています。

 具体的には、コンクリート内部を伝播する弾性波(P波)を複数のAEセンサ(或いは加速度センサ)で受信することで、弾性波を励起した時間から弾性波を受信するまでの時間と距離の関係により弾性波速度を算出します。それぞれのパスで求めた弾性波速度をトモグラフィ技術を用いて解析することで、コンクリートの内部劣化状況を3次元的に可視化することができます。

02

「点検支援技術性能カタログ(橋梁・トンネル)」への掲載

 弾性波トモグラフィ法は、2024年4月に国土交通省がとりまとめた「点検支援技術性能カタログ(橋梁・トンネル)」に掲載されました。

◆技術番号:BR020039-V0024
◆技術名 :コンクリート構造物の内部変状検知における弾性波トモグラフィ法
性能カタログ
性能確認シート

 

03

活用事例

・補修工事の効果確認

・コンクリート構造物の現状調査

・コンクリート構造物の経年変化調査 など

サービスの流れ

お問合せ
 お気軽に電話、メールフォームよりお問合せください。

打合せ
 専門の技術者が調査方法について打合せさせていただきます。打合せは調査ご希望の現場でも出張可能です。

ご提案・御見積
 調査方法のご提案と御見積を提出させていただきます。

調査計画書の作成
 現地調査に先立ち、ご要望に応じて発注者様との協議資料として調査計画書を作成いたします。

調査実施
 現地にてコンクリート中の弾性波速度を測定します。
 測定したデータは弊社にて解析を行います。

評価、報告書作成
 カラーコンターを用いてコンクリート内部の密実性を評価し、調査結果報告書を作成します。

よくある質問

Q.

報告書に併せ、調査データをいただくことはできますか

A.

・調査結果をもとに報告書を作成いたします。その際、調査データを有効的に活用していただくため、調査結果と既設構造物の3次元(3D)データと組み合わせた成果品のご提供も可能です。
・3DデータのQRコードを報告書に添付することで、スマートフォンなどの端末があれば、どこでも調査結果を閲覧でき、打合せがよりスムーズになることが期待できます。また3Dデータは、AR化することにより現場で調査位置と重ねて閲覧することが可能です。

サンプルデータ AR

サンプルデータ AR