PFAS（PFOS・PFOA・PFHxS等）分析
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OUTLINE
サービス概要
ペルフルオロオクタンスルホン酸(PFOS)・ペルフルオロオクタン酸(PFOA)・ペルフルオロヘキサンスルホン酸(PFHxS)分析
PFOS、PFOA、PFHxSは、撥水性、油・水をはじく性質、耐熱性、化学的安定性などの特性を持ち、さまざまな工業製品や消費者製品に利用されてきました。近年、環境への残留性や生物への蓄積性が明らかになってきており、環境や健康への影響が懸念されています。TTCでは、関心が高まる以前の2009年よりPFOS分析を行っており、環境水、排水、地下水、水道水、廃棄物、製品中など現在までに豊富な分析実績があります。
FEATURES
特徴
01
LC/MS/MS（高速液体クロマトグラフタンデム質量分析計）
PFOS・PFOA・PFHxS分析には、LC/MS/MSを用いて分析を行います。近年は、PFOS・PFOAについては、直鎖体と分岐異性体とを分けて定量する場合があるため、TTCでは直鎖体と分岐異性体の標準物質を測定することで、クロマトグラムでの分離を確認しています。その他、PFAS（ペルフルオロアルキル化合物およびポリフルオロアルキル化合物）にも対応しておりますので、ぜひお問合せ下さい。
02
分析・試験方法の一例
環境水 |
水質汚濁に関わる人の健康の保護に関する環境基準棟の施工等について（環水大水発第2005281号、環水大土発第2005282号、令和2年5月28日） |
水道水 |
水道基準に関する省令の制定及び水道法施行規則の一部改正等並びに水道水質管理における留意事項について（令和3年3月26日付生食発0326第11号） |
排水 |
工業用水・工場排水中のペルフルオロオクタンスルホン酸及びペルフルオロオクタン酸試験方法（JIS K 0450-70-10：2011） |
廃棄物 |
PFOS及びPFOA含有廃棄物の処理に関する技術的留意事項（環境省環境再生・資源循環局廃棄物規制課、令和4年9月） |
製品 |
CEN/TS 15968 |
※上記表中にないものについても、ぜひお問合せ下さい。試験方法をご提案致します。
03
分析Q&A
Q. どんな試料が測れるの？
A. 固体、液体、製品など様々な試料に対応可能です。
Q. どれくらいまで測れるの？
A. 分析方法により異なります。ご希望の定量下限値をご相談下さい。
Q. どれくらいの試料量が必要なの？
A. 10g～1Lと分析内容により異なりますので、お問合せ下さい。
Q. どれくらいの時間で結果が出るの？
A. 分析内容により様々ですが、概ね2～3週間程度です。短納期対応もご相談下さい
04
その他関連事項
| 項目 | 内容 |
| 分析機器 | 高速液体クロマトグラフ、LC/MS/MS、質量分析計 |
| 分析項目 | PFOS（ペルフルオロオクタンスルホン酸）、PFOA（ペルフルオロオクタン酸）、PFHxS（ペルフルオロヘキサンスルホン酸）、直鎖体、分岐異性体、PFAS（ペルフルオロアルキル化合物およびポリフルオロアルキル化合物）、およびその塩、PFNA（ペルフルオロノナン酸）、PFBS（ペルフルオロブタンスルホン酸）、ヘキサフルオロプロピレンオキシドダイマー酸(HFPO-DA)とそのアンモニウム塩(通称GenX 化合物) |