プリンター等事務機器からの化学物質放散試験
製品開発・品質
環境負荷物質の成分分析
製品・原材料の成分分析
OUTLINE
サービス概要
プリンター等事務機器からの化学物質放散試験について
インクや、トナーを使用するプリンター製品は、動作中の機器内部温度が上昇すると、揮発性有機化合物(VOC)、オゾン、ダスト、超微細粒子(UFP)などの人体へ有害な物質の空気中に放散する可能性があります。
東海技術センターでは、複写機、複合機、プリンターなどのドイツ環境ラベル「ブルーエンジェル」に対応した化学物質放散試験を行っています。
FEATURES
特徴
01
ブルーエンジェルとは
ブルーエンジェルは、ドイツにおいて世界で初めて導入されたエコラベル制度であり、様々な製品・サービスに対して認定基準が定められています。
その中でプリンター等の事務機器においては、機器から放散する揮発性有機化合物(VOC)、オゾン、ダスト、超微細粒子物質(UFP)についての基準が定められています(DE-UZ 219等)。
ブルーエンジェル取得申請の際には、ドイツ連邦材料試験研究所(BAM)により認定された試験機関にて、化学物質放散試験を実施する必要があります。
東海技術センターでは、2012年10月にBAMにより、国内2番目となる受託分析専門機関として認定を受けました。
02
放散試験チャンバー
東海技術センターでは、4㎥及び、1.5㎥のチャンバーを設置しています。
製品の大きさに応じたチャンバーを使用し、放散ガスを正確に測定いたします。
設備
4㎥ 放散試験チャンバー
加熱脱着ガスクロマトグラフ質量分析計
高速応答型パーティクルサイザー
紫外吸収型オゾン計
※化学発光型オゾン計での測定にも対応しています。