頑張ればきちんと評価される！
インフラを守る仕事に大きなやりがいを感じています。

現在の業務について教えてください。

水道水や河川の環境水、工場排水、PCBをメインとした廃棄物など、基準値が決まっている物質の濃度の測定を行っています。これは環境に直結するものなので、定期的に測定結果を国に提出しなければなりません。国が安全を保証するためのものであるため、正確な数値を出すことが求められます。

当社には、全国の自治体から海や川の土が送られてきて、私たちが土の中の洗剤の濃度を測定しています。洗剤は器具や検査員の手にも付着していることがあるため、国の基準値を超える結果が出てしまうこともあります。何度やっても分析がうまくいかなかったことがあり、基本は1年契約の案件ですが、満足のいく結果が出なかったために、次の年もやり直しをすることになってしまったことも。器具の洗い方にまで注意を払って行った結果、基準を満たしたという経験があります。

東海技術センターに入社した理由

大学の薬学部で薬学研究職コースを専攻していました。薬剤師ではなく、研究職を志望していたため、就職活動でも薬剤に関わる研究ができる企業を探していました。そんな中、分野は違いますが、環境系の測定や分析など、大学で学んだ知識や経験が活かせると思い、興味を持ちました。

入社の決め手は採用担当者の人柄です。面接の時の印象がとてもよく、会社の雰囲気を感じとることができたため、ここでなら！と決心しました。

仕事のやりがいや面白さについて教えてください。

いろいろな機械を扱うことができることが、私にとってはこの仕事のおもしろさです。測定するためのものはもちろん、それ以外にもいかに作業効率をアップさせるために、どんな機能があるのかを調べることも楽しいです。また、水道水などに関しては、自身が分析した結果が自治体のホームページにアップされるので、達成感があります。

これまでで一番嬉しかったことは、2019年度の前期に、仕事大賞を受賞したことです。これは、半期に一人、仕事で成果を上げた人に会社から贈られるものですが、この時は、大量の分析案件が、それを期限内ですべてやりきったことに対しての受賞でした。金一封とトロフィーをもらったのですが、それよりも会社がきちんと私の仕事ぶりを評価してくれたことに加え、皆さんからも拍手を頂きとても気持ちが高ぶりました。もちろん、私一人でやった訳ではないので、関係者には感謝しています。

社風や職場の人間関係についてはどう感じていますか？

理系の職場ですが、思っていた以上に女性が多く、みなさんバリバリと働き、活躍しています。お子さんのいる人も多く、女性の役職者も増えています。業務にもよりますが、基本的にはそれほど残業が多いわけではないので、家庭と仕事の両立がしやすいと思います。

またお互いさまという雰囲気があり、助け合いながら仕事ができる環境は、とても魅力的であり、私自身も将来長く働きたいと感じています。

今後の目標とこのサイトを見ている未来の後輩に一言。

仕事を経験していく中で、違う部署での仕事にも挑戦してみたいという希望を聞いてもらえる環境にあると思います。

もちろん仕事ですから、すべての希望が通る訳ではありませんが、例えば、私でしたら、今と違う分野である焼却場のダイオキシンや環境汚染に関わる案件でも未経験分析など、まだよく理解できていない分野にも興味があります。

さまざまな仕事内容とお客様も多岐にわたるため、幅広い業務を経験できる企業なので、そのメリットを最大限に活かして、キャリアアップを目指したいです。