現在の業務について教えてください。
コンクリート中に含まれる骨材の物性試験を主に担当しています。一言で骨材といっても、山や川から採れる天然のものや清掃工場や溶鉱炉から出るスラグなど様々な種類があります。具体的な試験業務としては、検査対象となる骨材をふるいにかけて粒度分布を見たり、骨材の密度や安定性などを測定しています。骨材試験は人が手を動かして行うものがほとんどで、試験の精度は試験者の技量にゆだねられています。そのため、自身の試験精度を担保するための精度管理が欠かせず、試験業務を担当するには熟練が必要となります。
未経験の業務ながらも、入社当初から先輩に試験方法を丁寧に教えていただき、スキルを身に着けることができました。試験の結果はお客様が製品を出荷、製造する上で非常に重要となるため、自身が測定した結果とその責任の重大さを日々痛感しています。